紀伊半島大水害から10年

2021年10月01日 08:30:06

皆さん、こんにちは。

随分と秋らしい気候となってきました。今年の夏は、お盆前まで雨の少ない大変暑い夏日が続いていましたが、その後は一転、雨模様の天気となりました。そのような中、新型コロナウイルスは感染力の強い変異種へと置き換わったのか第5波となり、全国の7割ほどの都道府県に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されました。和歌山県はその対象となりませんでしたが、多い日には90人ほどの新規感染者を記録するなどしましたので大変心配されました。

当町におきましても多少の感染者は出ましたが、住民の皆さんが感染予防に努めて頂けたお陰で大事には至りませんでした。本当にありがとうございました。これからも引き続き感染予防にご協力頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

さて、今年は平成23年9月3日深夜から4日未明にかけて発生しました紀伊半島大水害から10年になります。この大水害は、西日本に上陸しました台風の影響で豪雨が続き、紀南地方で未曾有の災害が発生、当町におきましても、日高川が氾濫、各地で浸水被害や土砂災害が発生するとともに、道路や電気、通信などのインフラが寸断され、住民生活に大きな爪痕を残しました。そして、3名の尊い命が奪われ、今もなお、1名の行方が判っていません。

この大水害から丁度10年目に当たる9月4日、日高川交流センターにおいて、ご遺族並びに関係者など約80人のご出席を頂き、紀伊半島大水害10年追悼式を執り行いました。追悼式では、犠牲者に黙とうを捧げた後、式辞、ご遺族代表の言葉に続き、読経のなか、犠牲者の御霊の前に献花を行いました。私たちは、この大水害の記憶を後世に伝承していくとともに、このような悲しい出来事が再び起こらないよう、これまで以上に災害に強い日高川町を目指し、力を合わせて安全で安心な町づくりに取り組んでいくことを誓いました。

災害は、「いつ」「どこで」発生するか分りませんが、気候変動などにより起こりやすい状況になっていると思います。「今まで大丈夫だったから」というのではなく、出来るだけ早い段階での避難に心がけて頂けますようお願い申し上げます。

 

日高川町長 久留米 啓史

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