セアカゴケグモに注意
セアカゴケグモに注意
町内においてセアカゴケグモが発見されました。攻撃性は少なく、刺激しない限りは咬まれることはまれですが、毒性を持つクモですので絶対に素手で触らないようにしてください。
小さいお子さまや、抵抗力の弱いご高齢者やご病弱の方などは特にご注意ください。
セアカゴケグモ(メス) 乳白色の卵
特徴
- 成体のメスは約10から15ミリメートル(脚を含めない)で、全体的に黒色または濃い褐色です。
特に腹部背の部分に赤色の帯状の模様があるのが特徴です。 - 成体のオスは約3から5ミリメートル(脚を含めない)で、腹部背の部分に白い斑紋があります。
- オスに咬まれた事例はないとされています。
- 卵は、直径10から15ミリメートルで、乳白色のマユ状のものに入っています。
生息場所
- 屋外の物置小屋、庭石の間、くぼみ、側溝、フェンスなどに巣を作ることが多く、日当たりがよく雨や風を避けられる場所を好みます。
咬まれたときの症状
- 咬まれるとはじめはチクリと針で刺したような痛みを感じます。
- やがて咬まれた部分のまわりが腫れて赤くなります。痛みは次第に全身に広がります。
- 悪化すると、多量の汗をかいたり、さむけ、吐き気などがあらわれることもあります。
- 通常は数日から数か月で回復する例が多く、咬まれても重症になることはほとんどありません。
咬まれたときの処置
- 万一セアカゴケクモに咬まれたら、傷口を流水で洗い、患部を冷やしてください。
- 多少出血があっても包帯や止血帯はしないほうが良いでしょう。
- できるだけ早く病院に行って治療を受けてください(可能であれば咬まれたクモを殺して病院に持参してください。適切な治療につながります)。
防除
- 市販の殺虫剤をかけるか、靴で踏みつぶして駆除してください。
特に卵には殺虫剤の効果が薄いようなので、踏みつぶしてください。 - 素手で捕まえたり、触ったりしないでください。
- 生息しそうな場所は普段からクモが巣を作らないようにまめに清掃してください。
- 清掃や花壇の手入れなど野外で作業するときは軍手などを着用してください。
お問い合わせ
住民課 | TEL:0738-22-1701 |
保健福祉課 | TEL:0738-22-9041 |